山楽会「武田尾温泉へ・廃線を歩く」

2006.12.7() 村元 記

今度のこの武田尾温泉行きで山楽会は6回目になります。今回の企画は佐野さんで交渉や下調べをしていただき、「旧・福知山線、武田尾渓谷の廃線を歩く」と題し武田尾温泉で「牡丹鍋」を賞味しました。天然温泉、かけ流しの湯を浴びてから「忘年会」、これが今日の目的でした。

 

午前10時、宝塚でJR(西谷・村元)と阪急組(井狩・佐野・岩壷・石田)合流、福知山線「生瀬駅」で下車、「木ノ本地蔵」に参詣してから山あいの道(宝塚市民の憩いの道)へ。絶えることのない美しい水が流れる狭い道、そこから遠くを望みながらしばらく歩きました。国道に下りてしばらく排気ガスを浴びながら、武庫川沿いの道に入りました。

本格的な「廃線歩き」の始まりです。鉄の線路は取り外され枕木だけが残っています。草は生え放題、手入れはしていないけれども人間が歩くところは踏みつけられて道ができていました。砂利道は歩きにくく、枕木の上を歩くのももうひとつ困難で、線路脇の細い道を歩くことになりました。右手に見える武庫川、大雨が降ればよく氾濫すると地元の佐野さんの解説。下のほうに見える川の流れも氾濫するとたちまち線路に迫り下流の人家に水が押し寄せると。川の両岸は巨石が一杯。家の大きさぐらいの巨石が川の中にありました。

 いよいよ待望のトンネル。佐野さんからの連絡事項で「懐中電灯」が必須アイテムと。私は「100均」で105円の小さい懐中電灯。井狩さんは大きなラジオ付の懐中電灯。。石田(以倉)さんは頭に固定するタイプのライト。トンネルの入り口で15分ほど休憩。1時間以上もノンストップで歩いてきたのでみんなお疲れだったのでホッと一息を入れました。西谷()さんが柿を食べやすいように一口サイズに割って持ってきてくれました。私はお歳暮でもらった「長崎屋のカステイラ」をみんなに食べてもらいました。井狩さんはポッキーの差し入れ。いよいよ真っ暗なトンネルに入ります。

やけに声が大きく反響して楽しさ倍増。「水溜りがあるよ」「壁に突起物があるよ」ってお互いに注意しながら進みます。遠くに出口の明かりが見えてきて光のありがたさを実感。。

いくつかのトンネルをくぐりいよいよ最後のトンネルを出たところに鉄橋がありました。今まで右側に見えていた武庫川が左側に見えます。約100年前に開通したこの旧・福知山線。当時の土木技術でこんな工事をしたとはすばらしいことだね、と話しながら先人の苦労をしのびました。

しばらくいくと「桜の園」に行く予定が、チェックインに間に合わないため飛ばして本日のメイン、マルキ旅館へ急ぎました。この地点で午後130分。結局合計4時間近く歩き続けまして旅館に到着。

黒豆の煎餅とお茶を頂いてほっこり一息をいれ、215分から宴会開始と。その前に「温泉」に入りました。

ここの温泉は露天風呂などいろいろありますが「洞窟風呂」なんて珍しいものがあるんです。

疲れが取れてほかほかの体をビールで乾杯して冷やしました。

今日のお料理は「イノシシ」のお肉。赤みそ風味のだしで山椒をかけたイノシシ

 

の肉を炊き込みます。とっても美味。河内長野の「南天苑」で20年ほど前食べたことがありましたが、また違った味。赤味噌味のだし汁もゴクンゴクン。だれかさんなんかご飯にかけて「猫まんま」(*^-^)。「こんな旨いものはない」ってご機嫌でした。

ビールを5本取り、追加もしないでみんな赤い顔。最後は饂飩を入れて食べると味噌煮込み。これも美味。最後の最後はご飯とデザート。「もうお腹、入れへん」。一杯食べて後はトークタイム。昔話に花が咲きました。チェックアウトの頃になって小雨がそぼ降りはじめました。「風情があるね」なんてのんきなことをいっていましたが途中で降ったら大変だったと思います。これも腰痛を抱えてお世話してくださった佐野さんのおかげで無事終了。天気予報は午後小雨が降りそうだということでしたが、ほとんど傘を使うことなく歩きとおせました。

旅館のおじさんにマイクロバスで「武田尾駅」まで送ってもらい、宝塚駅でまた阪急組とJR組に分かれてバイバイ。。。とにかくみんなご満足で帰路につきました。