木曽駒ヶ岳・宝剣岳  H24.10. 8,9
参加  樋口、平野(客人)、山田
 山楽会の高齢化対策として、ロープウェイで登れる近県の山を探している。
 今年の夏は暑かった。近くの山も、日々の暮らしも暑さで鬱陶しく
何かスカッとしたことはないかと考えていたらこの山のロープウェイ
に気付いた。
 木曽駒(2956m)、宝剣(2931m)ほぼ3000m級の山群にある、
標高(1662m)のしらび平ロープウェイ駅まではバスで、ゴンドラに
乗れば終着の千畳平駅(2662m)までは歩かずに登れる。
木曽駒ヶ岳までは標高差300m余を登れば済む。久し振りに
3000mの空気を吸えば気も晴れるだろうと出掛けた。
 ところがしらび平に着いて驚いた。ロープウェイ待ちの
人で広場は満員。待ち時間は2時間半。千畳敷駅へ着いたのは
15時20分。紅葉満開の千畳敷カールも人で溢れ返っている。
都会並みの人混みの遊歩道をかき分けて登山道に入り、
宝剣山荘に着いたのは16時30分だった。平均的な所用時間で山荘まで辿りつけた。
 ゴンドラは60人乗り、12・3分間隔で1時間に300人ほど
運び上げているから登山道もかなりの人通りである。
きちんとした登山スタイルの人も居れば、ちょっと
散歩スタイルでくたびれたスニーカーの足の痛そうな人。
登り降りする人も就学前から小学生の低学年も多い。
若者・中年・壮年・老年、男女を問わず、その内の多数の人が
駒ヶ岳に登って来たと言う。
 それでも連休最後の日だったので、大きな山荘に10人ほどの
泊り客しかなかった。18時過ぎには食事も済ませ、
することもないので就寝する。
翌9日、5時半起床、早朝の景色を眺めようと外に出る。
地面は白く硬く靴跡も凍っている。宝剣岳の方へ登っていく
人達に付いていくと、何時の間にか山荘が下の方に小さくなり
宝剣岳の頂が近くになった。誰も居ないしそのまま宝剣岳に
登ってしまった。午前6時。
中央あるアルプス(木曽山脈)はじめ、御岳山・飛騨山脈・
赤石山脈よく見える。
 得心して山荘に帰る。6時30分。朝飯前の宝剣登山が出来た。
 朝食を済ませて目的の木曽駒ヶ岳に向う。中岳(2925m)を
超えて頂上山荘の横を通って木曽駒着、1時間弱(9時152分)。
登山者が多いためか植生が消えて、土が流れ、石や岩が剥き出しに
なって以前より山は荒れている。
 日が照ってきて暖かくなり改めて眺望を楽しんで下山を始める。
泊った山荘まで戻ってくると(10時15分)前の広場はすでに
相当の人が登って来ている。普通のウイークデイなのに…。
下りもロープウェイ待ちをやられては敵わないので休まずに
降りたが、狭い通路での対向は時間もかかるし危険でもある。
通路が二本設けられている処でも、タイミングで危険な方を
通らされることもある。深い渓の上や高い崖の下などでは、
通路それ自体は危険でなくても慣れていない人は、身体が
竦んでしまう。そんなことで事故が増加しているのだろう。
千畳敷きカールの人混みをぬけてロープウェイ乗り場に
着くと幸い待ち時間なしでゴンドラに乗ることができた。午前11時20分。
集合場所の南海本線浜寺公園駅に着いたのは20時50分。往復700km。

2000m台の山だと思い込んで北や南のアルプスよりも
劣るように感じていたが、立派な3000m級の山群であり、
その高山が狭い範囲に密集している。しかも2600mまで
楽に行けるのだから、興味のある方には挑戦する価値はあると思う。
途中のPAで
しらび平で
ロープウェイからの景色
千畳敷きカールの賑わい
山荘に向う途中
山荘の夕食
朝飯前の宝剣登り
木曽駒ヶ岳に向かう
遥かに木曽御岳を望む

木曽駒ヶ岳頂上で
下山にかかる
カールを眺めながら下る
ロープウェイで下って 車に帰りつく