第4回目の吟行「堺探訪」
2016年 9月11日(日)
 「金剛俳句」主宰者中野陽典さんの呼びかけで、9月11日(日)午前8時50分堺東集合で
第4回目の吟行-「堺探訪」を行いました。
 当初の予想では、台風の影響で雨模様でしたが、幸いにも快晴に恵まれ(暑すぎた!)、
早速堺東からタクシーに分乗して大安寺門前で再集合しました。

 網 佑子さんが臨済宗東福寺派布金山大安寺の檀家さんであることから、ご住職の特別なお計らいで、
自らのご案内で重要文化財の本堂を1時間にわたり参観させていただきました。
 中国ではめでたい動物といわれる猿と鶴が描かれた襖絵、狩野派画家による「添え枝の松」の
襖絵、西湖壁画、明治天皇命名による利休好みの「虹の手水鉢」、旧家を寄贈した
納屋(呂宋)助左衛門の慢心をいさめたと伝わる松永弾正久秀の刀傷など寺伝を含めた
ご説明には感動がありました。

 その後、臨済宗大徳寺派龍興山南宗寺を、常駐の堺観光ボランティアのガイドにより参観しました。
 千家一門の供養塔、「堺伝授」牡丹花肖白のお墓(次の曹洞宗紅谷庵参観につながる説明)、
大檀越・三好長慶一族の供養塔、徳川家康のお墓(東照宮跡)と伝わる逸話、禅庭「枯山水」、
利休好みの茶室「実相庵」、天上「八方睨みの龍」仏殿・・・最後はバスへの時間を気にしながらの参観でした。
 11時33分発のバスで、堺東に帰り、母校までの途中、中野亘子さんのお世話で
和風ダイニング「双葉」昼食を摂り、母校旧正門前の曹洞宗天皇山紅谷庵のお庭を拝見し、
堺の「茶の湯」の文化の素地をつくったと伝わる牡丹花肖白を身近に感じ、同じ禅宗ながら
宗派の違い(座禅の向、公案の有無など)による趣を参観しました。

 その後、母校同窓会「三丘会館」1階会議室にて中野陽典さんのご指導で句会(作句、選句)を楽しみました。
 その成果は、吟行の雰囲気を含めた中野さんから句法(句会報告)をご鑑賞ください。
 句会あと、午後5時より堺東銀座近くの創菜和献「楽」で貸し切りの懇親会を持ちました。


                                            説明と写真 前田秀一氏
 
 
 
 
 
参考資料 ↓クリック

2-2.堺の禅寺-南宗寺、大安寺、紅谷庵、法雲寺


2-3.「禅-心をかたちに-展」日経2016.8.21

2-4.「曹洞宗「紅谷庵」-角山 榮