第607回定期演奏会      2016.11.27(日)  京都コンサートホール

“トゥーランガリラ”は京響定期18年ぶり。常任首席客演就任3年目の高関健が満を持して臨みます。「作曲者自身が解説する通り、
旋法と音列技法を徹底して突き詰め、まるでJ.S.バッハのように厳密に書かれた傑作」と語る高関の確かな分析に裏付けされた
バトンでお聴きいただきます。オンド・マルトノは原田節、ピアノは児玉桃、この曲を知り尽くした二人との共演です。

 

 

   

       高関 健 (c)Masahide Sato                                                         児玉 桃  (c)Marco Borggreve      

 

                       原田 節  (c)Yutaka Hamano

 

 

指揮 高関 健 (常任首席客演指揮者) Conductor : Ken TAKASEKI (Principal Guest Conductor)

 京都市交響楽団常任首席客演指揮者、東京シティ・フィル常任指揮者。桐朋学園在学中の1977年カラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。
ベルリンでカラヤン氏のアシスタントを務め、タングルウッド音楽祭でもバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受けた。日本のオーケストラはもとより、
ウィーン響、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、クラングフォーラム・ウィーン、ケルン放送響などに客演。2013年2月には
サンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会を指揮、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響きを引き出し、聴衆や楽員から
大絶賛を受けた。広島響音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー響常任指揮者、群馬響音楽監督、
札幌響正指揮者などを歴任。オペラでは新国立劇場公演「夕鶴」、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」などで好評を博し、
ブーレーズ京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズ氏から、シチェドリン作品日本初演でアルゲリッチ氏・マイスキー氏から
その演奏を絶賛されるなど、ソリストからも絶大な信頼を得ている。第4回渡邉曉雄音楽基金音楽賞(1996年)、
第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)を受賞。東京芸術大学音楽学部指揮科教授。twitter.com/KenTakaseki

 

ピアノ 児玉 桃 Piano : Momo KODAMA

 幼少の頃よりヨーロッパで育ち、パリ国立音楽院に学ぶ。1991年、ミュンヘン国際コンクールに最年少で最高位に輝く。
その後、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィル、小澤征爾指揮ボストン響、モントリオール響、ベルリン・ドイツ響など、
世界のトップオーケストラと共演。リサイタルでも欧米の各地で活躍。マール・ボロ、ベルリン、ラ・ロック・ダンテロンをはじめ、
数多くの国際音楽祭から招かれている。2008年は、小澤征爾指揮水戸室内管のヨーロッパ・ツアーのソリストを務めたほか、
メシアン生誕100年を記念した5回にわたるシリーズ公演を行い、2009年中島健蔵音楽賞および、芸術選奨文部科学大臣新人賞を
受賞。2013/14シーズンは、ルツェルン音楽祭、ウィグモアホール、東京オペラシティ文化財団の共同委嘱による
「細川俊夫:練習曲集」を世界初演。2015/16シーズンにはウィーン・ムジークフェラインへのデビュー(メルクル指揮ウィーン・トーンキュンストラー管)、
ノリントン指揮フランス放送フィル、フォスター指揮パリ室内管との共演をはじめ、室内楽では、ベルリン・コンツェルトハウス、
サントリーホール、東京文化会館での演奏が予定されている。ECMよりリリースされた最新CD「鐘の谷~ラヴェル、
武満、メシアン:ピアノ作品集」は、NYタイムズ、サンフランシスコ・クロニクル、ル・モンド、仏クラシカ・マガジン、
テレラマほかで大絶賛を博した。パリ在住。

 

オンド・マルトノ 原田 節 Ondes Martenot : Takashi HARADA

 3歳よりヴァイオリン、7歳よりピアノを始める。強烈な自己表現能力に優れたオンド・マルトノとの出会いを期に、
慶應義塾大学経済学部を卒業後渡仏、パリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)オンド・マルトノ科を首席で卒業、
オンド・マルトノを独奏楽器として扱う世界でも数少ないソリストとしての演奏活動を開始した。ピアノを遠山慶子、
オンド・マルトノをジャンヌ・ロリオ女史に師事。作曲家としても、オーケストラ作品から独奏曲、また数々の映画や
アニメに至るまで幅広い分野でその才能を披露している。出光音楽賞、横浜文化奨励賞、ミュージック・ペンクラブ賞など
受賞も多数。また、20世紀を代表するフランスの作曲家オリヴィエ・メシアン作曲「トゥーランガリラ交響曲」は、
オンド・マルトノが主役として活躍する楽曲であり、日本国内はもちろん、ソリストとしてカーネギーホール、
ベルリンフィルハーモニーホール、シャンゼリゼ劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座などの主要劇場における
世界最高峰のオーケストラとの共演は20ヶ国250を超える。2016年5月にはピアニストとして静岡シンフォニエッタと
プーランクのピアノ協奏曲を好演。

 



 
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